銘煌CITクリニック|がん検査・予防・治療・アンチエイジング

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CBDオイル「Soul15」のご案内

CBDオイル

当院では、麻(大麻草)の成熟した茎の部分のみから抽出され、厚生労働省の確認を受けた99%の高純度の「カンナビジオール」を、15%の高濃度で用いて国内製造された、メディカルリサーチ社のCBDオイル Soul15を取り扱っております。

CBDオイル「Soul15」

"大麻"と聞くと怖いイメージもありますが、大麻から抽出される成分は、向精神作用があって法律で厳しく禁じられている成分と、向精神作用が全くなくサプリメントや食品に広く使用されている成分に分かれています。「カンナビジオール」は向精神作用が全くなく、体内の神経系や免疫系に存在するカンナビノイド受容体に結合し、不眠症を改善したり、認知症を改善したり、疼痛を軽減したり、食欲を増進したり、免疫を調節したりするなどの作用を発揮します。ストレス・疲労あるいはがんなどの疾患によって乱れてしまった体の神経・免疫システムのバランスを調整するためにお役立てください。


さらに医学的に詳しく説明をしていきますので、ご興味がおありの方はお読みください。

法律で問題になる「芥子(ケシ)」と「大麻」についてですが、まずケシは英語でOpium poppyというそうですが [古代ギリシア語でケシはOpionというそうです]、このOpiumはアラビア語ではAfyuunと呼ばれ、これが中国語に音訳されて「阿芙蓉(アフヨン)」「阿片(アピエン)」となったとも言われています。また大麻は英語でCannnabisというそうです。
このケシ(オピウム)に含まれる成分をまとめて「オピオイド」といい、大麻(カンナビス)に含まれる成分をまとめて「カンナビノイド」といいます。
ケシに含まれる「オピオイド」では「ヘロイン」、大麻に含まれる「カンナビノイド」では「マリファナ」などの、向精神作用を持つ成分が悪用されているために法律で規制されていますが、向精神作用を持たずに臨床効果を発揮する成分は医療の現場で広く活用されています。

大麻に含まれる「カンナビノイド」についても、向精神作用を持つ成分と、向精神作用を持たない成分があります。
大麻の「カンナビノイド」のうち、向精神作用を持つ主要成分は「テトラヒドロカンナビノール」で「THC」と略されます。向精神作用を持たない主要成分は「カンナビジオール」で「CBD」と略されます。

THCとCBD

大麻の成分であるTHCとCBD

体の中にある「アナンダミド」などの「内因性カンナビノイド」は、全身に存在するカンナビノイド受容体を介して多彩な生理作用を示します。特にカンナビノイド受容体1(CB1)は脳神経系、カンナビノイド受容体2(CB2)は免疫系に関連する臓器に多くみられます。これらは「内因性カンナビノイド系(Endocannnabinoid System ; ECS)と呼ばれて全身の生理機能の調節に役立っています。

強いストレスや病気や老化などによって「内因性カンナビノイド系」の働きが弱ってしまうと、様々な疾患を引き起こすことが分かってきました。
大麻の成分である「CBD」は、向精神作用を示さずに、「内因性カンナビノイド系」を活性化させ、脳神経系・免疫系・消化器系などの生理作用のバランスを調整し、体調を改善してくれます。
「CBD」は世界的にも注目されている生理活性物質であり、これからますます臨床への応用が広がっていくものと期待されます。

内因性カンナビノイド系

内因性カンナビノイド系