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がん遺伝子治療

日本臨床研究安全評価機構倫理審査委員会(AMED登録IRB番号18000005)承認2019年4月24日

 

遺伝子治療

 細胞の遺伝子は化学物質や紫外線など様々な要因により損傷を受けます。「がん抑制遺伝子」は普段細胞ががんにならないように様々なメカニズムで細胞を守っていますが、「がん抑制遺伝子」が損傷をうけてしまうとがんの発生が抑えられなくなってしまいます。遺伝子治療では、遺伝子の運び役をする「ベクター」というものに、「p53」をはじめとするがん抑制遺伝子を載せて、壊れてしまったがん抑制遺伝子をがん細胞に再び導入し、がん細胞の無限の増殖を阻止して、がん細胞のアポトーシス(自死)を起こさせます。遺伝子治療は世界で精力的に臨床試験が継続されています。遺伝子治療は点滴で行い、他の治療との併用もできます。

 

 株式会社先端バイオ医薬研究所の技術で作製された遺伝子製剤を使用します。

 


 

当院では、先端バイオ医薬研究所によって開発されたがんの遺伝子治療をお受けになれます。有害な化学物質や活性酸素や紫外線や放射線やウイルス感染などにより、私達の細胞の大切な遺伝子である「DNA」はダメージを受け、傷ついて異常な状態になってしまいます。「DNA」が傷ついてしまうと、細胞分裂の精密な制御システムが壊れ、細胞の増殖が止まらなくなってがん細胞となってしまいます。レンチウイルスを元にして作成された「ベクター」というものを遺伝子の運び屋として、「p53」や「p16」や「PTEN」などの「がん抑制遺伝子」をがん細胞に送りこみます。「p53」は「DNA」の壊れた部分を修復するように働いたり、がん細胞が増殖せずに自死(アポトーシスするように働きます。「p16」や「PTEN」もがん細胞の増殖を止めるように働きます。一方で「TRAIL」の遺伝子をNK細胞に送り込むと、NK細胞は免疫細胞が分泌する活性物質である「サイトカイン」として「TRAIL」をさかんに分泌するようになり、これががん細胞の「デスレセプター」に結合してがん細胞に自死(アポトーシス起こさせます。がんの種類によって、研究データに基づき最も有効性が期待される遺伝子の組み合わせを選択します。

-80℃で保存された各種の遺伝子ベクターは、患者様が来院されてから投与直前に解凍します。当院内に完備された安全キャビネット内で無菌的に調剤し、患者様に直ちに点滴で投与されます。

がん抑制遺伝子p53を組み込んだベクター

がん抑制遺伝子p53を組み込んだベクター

 

当院内に完備された安全キャビネット内で無菌的かつ迅速に調剤します

当院内に完備された安全キャビネット内で無菌的かつ迅速に調剤します

遺伝子治療臨床研究は日本国内でも精力的に行われており、米国・欧州・中国では既に複数の遺伝子治療製剤が当局に承認されています。遺伝子治療の対象疾患はがんのみならず、先天性疾患や慢性疾患など多岐にわたっています。当院では、「がん抑制遺伝子を用いたがん治療の効果に関する研究(観察研究)」として患者様に最適治療をご提供する形で、「遺伝子治療等臨床研究に関する指針」に則り、日本臨床研究安全評価機構倫理審査委員会の諮問を受けて、がんの遺伝子治療を実施しております。

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