銘煌CITクリニック|がん検査・予防・治療・アンチエイジング

PREVENTION

検査

がん早期発見検査

当院では、がんの早期リスクスクリーニング検査を自由診療でご提供しております。

サリバチェッカー

唾液 サリバチェッカー検査

サリバチェッカー検査は、がん細胞から分泌されて唾液中にみられるポリアミン類という代謝産物を分析することで、肺がん、胃がん、膵臓がん、大腸がん、口腔がん、乳がん(女性のみ)の早期徴候を高い感度で調べることができます。

尿中マイクロRNA マイシグナル検査

マイシグナル検査は、がん細胞から分泌されて尿中にみられるマイクロRNAという遺伝子を解析することで、早期の「ステージⅠ」のレベルで、肺がん、食道がん、胃がん、膵臓がん、大腸がん、乳がん(女性のみ)、卵巣がん(女性のみ)の罹患の可能性を調べることができます。

唾液 サリバチェッカー検査

唾液中のがん細胞から分泌されるポリアミン類という代謝産物を調べることで、肺がん、膵臓がん、大腸がん、口腔がん、乳がん(女性のみ)の早期徴候を高い感度で調べることができます。 詳しい説明は下記をご覧下さい。

当院では、慶應義塾大学発のベンチャー企業であるサリバテック社の唾液がんリスクスクリーニング検査「サリバチェッカー」がお受けになれます。がんになるとがん細胞から下記のような「ポリアミン」と呼ばれる代謝物質の仲間が血中に漏れ出し、唾液の中でも高濃度になることが知られており、これを高精度で測定することによって、膵臓がん、肺がん、大腸がん、口腔がん、乳がん(女性のみ)のリスクを判定する検査です。

スペルミン

スペルミジン

※分子構造式及び分子模型図はMolViewにて作成

ポリアミンの血管への漏出

サリバチェッカー

検査はとても簡単で、太めのストローを使ってチューブの中に0.5mL程度の唾液を出して頂くだけで終了です。写真のコップの中に見えている水色のドーナツ状のものは保冷剤で、チューブをこの保冷剤に立てながら唾液を採取して頂きます。採取した唾液サンプルは直ちに冷凍して、サリバテック社に送って解析して頂きます。

サリバテック社の唾液がんリスクスクリーニング検査「サリバチェッカー」は、 テレビ東京2018年12月18日放送 「第845回 日経スペシャル ガイアの夜明け がんの「超」早期発見に挑む!〜日の丸ベンチャーの底力〜」でも取材されました。採血の辛い痛みなどもなく、早期診断が難しいがんのリスクを簡単に調べられるため、ご家族様や会社単位でのお申し込みを多数頂いております。ご家族割引および法人向け割引を開始しましたので、ご家族の皆様の健康管理や社員の皆様の福利厚生にご活用下さい。料金などの詳細については治療料金のご案内のページもご覧下さい。

サリバチェッカー検査はお電話のほか、WEBでもご予約が可能です。検査前数日間の食事制限もありますので、詳しい情報が掲載されたパンフレットのご郵送も承ります。

料金について

費用についてまとめていますのでご覧ください。

尿中マイクロRNA マイシグナル検査

「マイクロRNA」はとても小さな遺伝子のかけらのことで、人間の体内には2,000種以上が存在しています。「マイクロRNA」は様々な遺伝子の発現を調節するほか、細胞から分泌される「エクソソーム」という小胞によって遠くまで運搬されて、細胞と細胞の間での情報を伝達するという役割も担っていることが分かってきました。がんになると遺伝子調節が異常状態に陥るため、がん細胞から分泌されるエクソソームに含まれるマイクロRNAもがんに特有の異常なものになります。このため、各種のがんに関連のある尿中のマイクロRNAを測定することでがんのリスクを評価することが可能となります。

検査は採尿のみで、早期の「ステージⅠ」のレベルで、肺がん、食道がん、胃がん、大腸がん、膵臓がん、乳がん(女性のみ)、卵巣がん(女性のみ)の罹患の可能性を調べることができます。 詳しい説明は下記をご覧下さい。

当院では、クライフ社のマイクロRNA検査「マイシグナル」がお受けになれます。がん細胞から分泌される「エクソソーム」という小胞に含まれている遺伝子関連物質(核酸)で21~25塩基長というとても小さな断片である「マイクロRNA」を測定することによって、男性で5種類のがん、女性で7種類のがん を早期で発見できる、世界の先端をゆく検査です。

〈「マイシグナル」の動画によるご紹介〉

エクソソームはがんや老化の研究において大変ホットな領域となっています。これまで、細胞から分泌されて外界に排出されるエクソソームについては不明な点も多くあまり顧みられなかったのですが、このエクソソームの中に小さな遺伝子のかけらであるマイクロRNAが含まれており、血液などによって運ばれて流れ着いたエクソソームが他の細胞に取り込まれることによって、遠く離れた細胞と情報のやりとりを行ったりその細胞の遺伝子の発現を調節したりできることが分かってきました。また特にがん細胞は自身の増殖や転移に有利となる情報を含むマイクロRNAを分泌していることが分かってきたため、近年その解析が精力的に進められています。詳しくは、東京医科大学医学総合研究所分子腫瘍研究部門のホームページをご参照下さい。さらにご興味がおありの方は、Thermo Fischer社のミニドキュメンタリーシリーズ「Exosomes—The Next Small Thing : Episode1」や「 Exosomes—The Next Small Thing : Episode3」などもご覧ください(英語版)。

エクソソームのトピック(実験医学2016年6月号の表紙より)

エクソソーム

細胞から分泌されるエクソソーム

クライフ社は、全国約30の大学病院やがん研究センターとの共同研究によって構築された1万件以上の大規模な尿検体のマイクロRNAデータベースを用い、最先端の人工知能を駆使して、がん患者様と健常な方のマイクロRNAの発現パターンを比較する高度な統計解析を行うことによりがんリスクを判定しています。

クライフ社は、エクソソームを効率的に捕捉できる「セルロースナノファイバー」や、1mL程度のわずかな尿から1300種類ものマイクロRNAの検出ができる「ナノワイヤーデバイス」など、数々の特許技術を開発し、効率的かつ高精度のエクソソーム由来マイクロRNAの抽出を可能にしました。最先端の次世代シーケンサー(遺伝子配列解析機)を駆使して数億個の遺伝子を一度に解析することによって、肺がん、食道がん、胃がん、大腸がん、膵臓がん、乳がん(女性のみ)、卵巣がん(女性のみ)を早期のステージⅠの段階で検出することができます。

「マイシグナル」は当院がご提供できる高精度の早期がん検査であり、国内のみならず海外からも検査をお受け頂いております。料金などの詳細については治療料金のご案内のページもご覧下さい。